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特集:アンチエイジング最前線

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要介護リスクは、認知機能に関連した「簡単な質問」で推定できる――神戸大学大学院の研究成果

2022年12月1日、神戸大学大学院の研究チームは、約8万人の70歳代の神戸市民を対象とした質問票「基本チェックリスト」を用いて、認知機能に関連する3つの質問により、要介護認定になるリスクを推定できることを明らかにした。
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エッセイ:「肌の透明感」とは何か?

日本化粧品工業連合会は肌の透明感について「皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態」と定義している。本当に肌が透き通っているわけではなく、あくまで「透き通ったように見える状態」である。シミやシワは客観的な評価が可能であるが、肌の透明感(透き通ったように見える状態)についてはどうしても感覚的かつ主観的にならざるを得ない部分があった。
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サルコペニア、フレイルとの関連も指摘される「慢性便秘症」 ビフィズス菌BB536摂取で、高齢者慢性便秘症患者の便秘症状や上腹部症状の改善を確認――順天堂大学の研究成果

2022年11月28日、順天堂大学は「高齢者慢性便秘症患者」に対してビフィズス菌BB536の摂取介入のプラセボ対照二重盲検試験で、便秘症状の改善、ならびに上腹部症状の改善を確認したと発表した。「慢性便秘症」は年齢とともに増加し、特に高齢者で多くみられる疾患である。
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「マイトリガーゼ」に着目した、肌の若々しさを保つメカニズムを解明――大正製薬の皮膚科学研究

2021年、大正製薬は「マイトリガーゼ」と肌老化の関係を世界で初めて解明。年齢とともに気になる肌悩みの引き金となっているのが、「マイトリガーゼ」の減少による老化の加速である可能性を見出した。
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「髪のキメ」を感じた時にオキシトシン量が上昇し、ポジティブな感情が高くなる――花王の研究成果

髪のキメを感じた時にオキシトシン量が上昇し、ポジティブな感情が高くなる。――花王はそのような研究成果を発表した。オキシトシンとは脳内で合成されるホルモンの一つで、分泌量が上昇することにより、愛着関係を深めたり、ストレスを軽くしたり、情緒を安定させたり、自己肯定感を高めたりする働きがある。
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脱毛症患者に特徴的なタンパク質を発見――アデランスの研究成果

2022年12月、アデランスは毛髪のプロテオーム解析技術を用いて、男性型脱毛症および女性型脱毛症に特徴的なタンパク質(TGM3)を発見したことを明らかにした。加えて脱毛症の毛幹において(1)ケラチン抽出量が多かったこと(2)毛髪形成に重要なTGM3が少なかったことを突き止めた。
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肌のシミ形成につながる「ウロキナーゼ」とはなにか?――資生堂の研究成果

大手化粧品メーカーの資生堂 <4911> の研究チームは2020年11月に「肌のシミ部位ではウロキナーゼの活性が高まる」ことを発見、さらに「紫外線ダメージにより、ウロキナーゼが血管内皮細胞から分泌され、メラニン生成促進に関与する」ことを確認した。
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人生100年時代、「フレイル」を予防するために必要なこと――ファンケルと弘前大学の研究成果

「フレイルに関与する自律神経機能と生活習慣病関連因子ならびに腸内細菌叢の関係を発見」――2022年12月21日、化粧品・健康食品の製造・販売を行うファンケルと弘前大学の研究グループは、そのような研究成果を発表した。
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なぜ、人によって「肌の明るさ、毛穴、キメの状態」が違うのか?――コーセーの研究チームが解明

2022年12月20日、大手化粧品メーカーのコーセー <4922> は「皮膚マイクロバイオームの多様性(複数種類の常在菌が共存していること)が、毛穴やキメなどの肌状態の違いだけでなく、肌の明るさの加齢変化にも相関がある」との研究成果を明らかにした(図1)。この研究成果は、234名の日本人女性の顔の「マイクロバイオーム(細菌叢)」と油分量などの皮膚状態の網羅的な解析によって解明された。
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パソコンやスマホ等から発生する「ブルーライト」が、シミやシワなどの「光老化」を促進。さらに、トラネキサム酸による抑制作用も確認――第一三共ヘルスケアの研究成果

2022年11月18日、第一三共ヘルスケアは『第5回 日本フォトダーマトロジー学会学術大会』にて、ブルーライト照射による肌の「光老化促進」と、それに対するトラネキサム酸の抑制作用についての研究成果を発表した。
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