特集:オタク関連株

特集:オタク関連株

矢野経済研究所が発表した『「オタク」に関する消費者アンケート調査』(2022年)によると、26分野のオタク人口でもっとも多いのは「アニメ」オタクの約685万人で、次いで「漫画」オタクの約648万人、「デジタルゲーム」オタクの約454万人、「アイドル」オタクの約361万人と続きます。また、1年間の消費金額については「1万円から5万円未満」と回答した人がもっとも多く、一人当たりの年間平均消費金額(26分野全体)では5万2,419円(ゼロ円と回答した人を含む集計)となっています。

株式市場でもアニメやゲーム、フィギア、プラモデルといった各種グッズを取り扱う「オタク関連株(エンターテイメント関連株、萌え株とも呼ばれる)」は注目のテーマの一つです。本特集では、業界動向に加え、主なオタク関連株の業績や株価が動いた背景等についてレポートします。

資産形成

なぜ、IGポートの株価は年初来高値に上昇したのか?

2023年10月17日、東京証券取引所でIGポートの株価が一時4,285円まで買われ、年初来の高値を更新した。今年1月16日の安値1,936円から9カ月で121.3%の上昇である。
資産形成

コナミグループの株価が年初来高値に上昇した理由

2023年8月15日、東京証券取引所でコナミグループの株価が一時8,444円まで買われ、年初来の高値を更新した。今年1月16日の安値5,580円から7カ月で51.3%の上昇である。
資産形成

タカラトミー、純利益は145.6%増。株価は年初来高値、主力商品ブランドが業績に寄与

2023年8月10日、東京証券取引所でタカラトミーの株価が一時2,249円まで買われ、年初来の高値を更新した。今年1月18日の安値1,207円から7カ月足らずで86.3%の上昇である。
資産形成

サンリオ、V字回復が鮮明。株価は年初来高値、純利益は525.9%増

2023年8月4日、東京証券取引所でサンリオの株価が一時7,997円まで買われ、年初来の高値を更新した。今年2月16日の安値3,820円から6カ月足らずで109.3%の上昇である。
資産形成

任天堂、株価は年初来高値。スーパーマリオ効果への期待も、業績予想の修正はあるか?

2023年6月29日、東京証券取引所で任天堂の株価が一時6,640円まで買われ、年初来の高値を更新した。今年3月16日の安値4,996円から3カ月半で32.9%の上昇である。
資産形成

カプコンの株価が上場来高値に上昇した理由

2023年2月21日、東京証券取引所でカプコンの株価が一時4,600円まで買われ、上場来の高値を更新した。2022年1月14日の安値2,421円から13カ月あまりで90.0%の上昇である。
資産形成

円谷フィールズHDの株価が1年で8.9倍に上昇した理由

2023年2月17日、東京証券取引所で円谷フィールズホールディングスの株価が一時4,100円まで買われ、昨年来の高値を更新した。2022年1月28日の安値461円から1年あまりで8.9倍の上昇である。
朝散歩で一人会議

エッセイ:サウジ政府系ファンドが任天堂の株式を買い増し。ムハンマド皇太子の「脱石油」経済改革の一環か

2023年2月15日、サウジアラビアの政府系ファンドのPIF(パブリック・インベストメント・ファンド)が、任天堂の株式を買い増していたことが明らかになった。PIFは任天堂株の保有目的について、「純投資」としている。
朝散歩で一人会議

エッセイ:日本を元気にするオタク経済!?

2022年も残り2カ月足らず。株式市場ではカプコンや円谷フィールズホールディングス、東映アニメーション、まんだらけ、壽屋(ことぶきや)などの「オタク関連株(エンターテイメント関連株、萌え株とも呼ばれる)」の高値更新が相次いでいます。
資産形成

壽屋の株価は上場来高値圏 『呪術廻戦』五条悟のフィギアの売上も好調

2022年10月27日、壽屋(ことぶきや)の株価が一時9,120円まで買われ、上場来の高値を更新した。今年3月8日につけた年初来安値の3,795円から7カ月半ほどで2.4倍に上昇した計算である。今回は壽屋の話題をお届けしよう。
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