矢野経済研究所が発表した『「オタク」に関する消費者アンケート調査』(2022年)によると、26分野のオタク人口でもっとも多いのは「アニメ」オタクの約685万人で、次いで「漫画」オタクの約648万人、「デジタルゲーム」オタクの約454万人、「アイドル」オタクの約361万人と続きます。また、1年間の消費金額については「1万円から5万円未満」と回答した人がもっとも多く、一人当たりの年間平均消費金額(26分野全体)では5万2,419円(ゼロ円と回答した人を含む集計)となっています。
株式市場でもアニメやゲーム、フィギア、プラモデルといった各種グッズを取り扱う「オタク関連株(エンターテイメント関連株、萌え株とも呼ばれる)」は注目のテーマの一つです。本特集では、業界動向に加え、主なオタク関連株の業績や株価が動いた背景等についてレポートします。