記事内に広告が含まれています。

特集:アンチエイジング最前線

特集:アンチエイジング最前線

厚生労働省の『令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える』によると、2016年の日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳です。しかし、「健康寿命」については男性72.14歳、女性74.79歳であり、平均寿命とはそれぞれ約9年、約12年の開きがあります。つまり、男性は最後の約9年間、同じく女性で約12年間をさまざまな病気等で「寝たきり」など健康問題を抱えて過ごすリスクを内包しているのです。

高齢化社会を迎える中、アンチエイジングは「健康寿命」を少しでも延ばすための社会的課題といっても過言ではありません。本特集では政府系機関や企業、シンクタンク、大学などによる研究成果や調査レポートなどを中心にアンチエイジングの最前線をお届けします。

ウェルビーイング

プロポリスが認知機能の低下を抑制する可能性――山田養蜂場の研究成果

2023年12月15日、山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡)は、アルツハイマー型認知症モデルにおいて、ブラジル産グリーンプロポリスがアミロイドβによる炎症を抑え、認知機能の低下を抑制する作用を持つ可能性を見出したと発表した。
ウェルビーイング

肌を育てる「赤色光」ってなんだ? 太陽光が肌に及ぼす影響に新知見――ポーラ化成工業の研究成果

ポーラ化成工業の研究によると、太陽光には皮下組織に良い影響を与える波長もあれば、悪い影響を与える波長もあることが判明している。例えば紫外線は皮膚に悪影響を及ぼすことが知られているが、一方で赤色光は肌を育てるために有用な波長が含まれることが分かっている。
ウェルビーイング

匂いなどの低分子から肌を守る「OBP2A」って何だ?――資生堂の研究成果

「肌の健康と美しさを維持するための新たなメカニズムとして、世界で初めて、匂い結合タンパク質OBP2Aがヒトの表皮では恒常性維持に寄与し、表皮バリアの一端を担っていることを発見」――。2024年5月23日、資生堂からそのような研究成果が公表された。
スポンサーリンク
ウェルビーイング

筋トレにより約6割が「モテるようになった」と回答――コンプライアンスの調査報告

筋トレにより約6割の人が「モテるようになった」と回答――。 2024年5月21日、コンプライアンス(本社:福岡県福岡市)が公表した調査報告『筋トレを行うことで得られるメリットに関する調査』でそのような状況が明らかになった。
ウェルビーイング

プレ更年期? 9割の女性が不調に対して効果的な対策を見つけられていない――女性ライフステージブランド「BELTA」の調査報告

更年期障害における症状やそれらが現れる時期には個人差があるが、平均的には45歳から55歳の間に症状を感じる人が多いとされている。しかし、最近では「プレ更年期」という言葉も登場し、30代の女性が感じる不調についても目が向けられ始めている。
ウェルビーイング

内臓脂肪の蓄積が高齢期の糖代謝異常に強く関連する因子であることを解明――順天堂大学の研究成果

「内臓脂肪の蓄積が高齢期の糖代謝異常に強く関連する因子であることを解明」――。2024年2月6日、順天堂大学による高齢者1,438名を対象とした横断研究で、そのような成果が明らかになった。
ウェルビーイング

「べにばな」から抽出したエキスに毛細血管の構造を安定化する効果を発見――資生堂の研究成果

2023年12月18日、資生堂(本社:東京都中央区)は山形県で伝統的に生産されている紅花の品種「もがみべにばな」から抽出したエキスが、血管内皮細胞同士の接着を担うVE-カドヘリンに働きかけ、毛細血管の構造を安定化する効果を見出す研究成果を発表した。
ウェルビーイング

個々の肌の再生能力を予測するシステムを開発――日本メナード化粧品の研究成果

2023年11月9日、日本メナード化粧品は個々の肌の再生能力を予測するシステムの開発に成功したことを明らかにした。「本研究は肌の健康状態や老化の把握のほか、再生医療や創薬の分野への応用も期待できる」との見解を日本メナード化粧品は示した。
ウェルビーイング

日本国民はどれくらい「体を動かしている」のか? 日常生活で「どのくらい動いているのか」「どのくらい座っているのか」を測定・分析――明治安田厚生事業団と笹川スポーツ財団の調査報告

2024年3月22日、明治安田厚生事業団(本部:東京都新宿区)と笹川スポーツ財団(本部:東京都港区)は、「活動量計」を用いた国民の身体活動量の実態把握の第一歩として、首都圏・中京圏・近畿圏の13都府県を対象に実施した共同調査を公表した。
AIに聞いてみた!:Graceの真善美

AIに聞いてみた!:健康寿命を伸ばすために食生活を改善しよう!

超高齢社会の日本において、健康寿命を伸ばし長期介護・寝たきりのリスク低減は最重要課題の一つです。今回は、健康寿命を伸ばすために最低限押さえておきたい「食生活の改善」についてお届けします。
スポンサーリンク