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特集:アンチエイジング最前線

特集:アンチエイジング最前線
(画像= Canva、La Caprese)

厚生労働省の『令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える』によると、2016年の日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳です。しかし、「健康寿命」については男性72.14歳、女性74.79歳であり、平均寿命とはそれぞれ約9年、約12年の開きがあります。つまり、男性は最後の約9年間、同じく女性で約12年間をさまざまな病気等で「寝たきり」など健康問題を抱えて過ごすリスクを内包しているのです。

高齢化社会を迎える中、アンチエイジングは「健康寿命」を少しでも延ばすための社会的課題といっても過言ではありません。本特集では政府系機関や企業、シンクタンク、大学などによる研究成果や調査レポートなどを中心にアンチエイジングの最前線をお届けします。

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臨床応用可能な老化細胞除去薬の同定に成功!アルツハイマー病など加齢関連疾患への治療応用の可能性――順天堂大学の研究成果

2024年5月30日、順天堂大学の研究グループは、すでに臨床応用されている薬剤から、加齢関連疾患への治療応用を可能にする老化細胞除去薬を同定し、その作用機序を明らかにしたと発表した。
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レモンアイアンウッド葉エキスに、表皮幹細胞の老化を抑制する効果があることを発見――資生堂の研究成果

レモンアイアンウッド葉エキスに、表皮幹細胞の老化を抑制する効果があることを発見――。2024年5月20日、資生堂(本社:東京都中央区)からそのような研究成果が公表された。本研究はマサチューセッツ総合病院皮膚科学研究所(CBRC)との共同研究により表皮幹細胞の老化制御の可能性を明らかにした知見を応用したものである。
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皮膚常在菌が多い人ほど「肌が粗い」「毛穴が多い」「赤みが強い」ことを確認――コーセーの研究成果

2024年6月4日、コーセー(本社:東京都中央区)は皮膚常在菌の数が多い人は少ない人に比べて「肌が粗い」「毛穴が多い」「赤みが強い」など、一部の肌状態と菌数の間に相関があることを確認したことを明らかにした。
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GCL2505株とイヌリンによる「認知機能」の改善を確認――江崎グリコの研究成果

2023年10月12日、江崎グリコ(本社:大阪府大阪市)は、 短鎖脂肪酸を多く生み出す同社独自のビフィズス菌「GCL2505株」と水溶性食物繊維イヌリンによる認知機能の改善効果を確認したと発表した。
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美肌遺伝子と呼ばれる「CCN2」ってなんだ?――資生堂の研究成果

「CCN2が毛細血管へ働きかけ、美肌に重要な成分を増加させる『美肌遺伝子』であることを発見」――。 2024年4月9日、大手化粧品メーカーの資生堂(本社:東京都中央区)からそのような研究成果が発表された。
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1,000本以上の皮膚毛細血管を一度に可視化し定量化する新技術を開発。肌や全身の健康状態の把握等への活用を期待――花王の研究成果

2023年12月7日、花王(本社:東京都中央区)解析科学研究所・ヘルス&ウェルネス研究所は、広視野で多数の皮膚毛細血管を撮影し、深層学習を用いて毛細血管の数や面積を算出する技術を開発したと発表した。
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プロポリスが認知機能の低下を抑制する可能性――山田養蜂場の研究成果

2023年12月15日、山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡)は、アルツハイマー型認知症モデルにおいて、ブラジル産グリーンプロポリスがアミロイドβによる炎症を抑え、認知機能の低下を抑制する作用を持つ可能性を見出したと発表した。
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肌を育てる「赤色光」ってなんだ? 太陽光が肌に及ぼす影響に新知見――ポーラ化成工業の研究成果

ポーラ化成工業の研究によると、太陽光には皮下組織に良い影響を与える波長もあれば、悪い影響を与える波長もあることが判明している。例えば紫外線は皮膚に悪影響を及ぼすことが知られているが、一方で赤色光は肌を育てるために有用な波長が含まれることが分かっている。
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匂いなどの低分子から肌を守る「OBP2A」って何だ?――資生堂の研究成果

「肌の健康と美しさを維持するための新たなメカニズムとして、世界で初めて、匂い結合タンパク質OBP2Aがヒトの表皮では恒常性維持に寄与し、表皮バリアの一端を担っていることを発見」――。2024年5月23日、資生堂からそのような研究成果が公表された。
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筋トレにより約6割が「モテるようになった」と回答――コンプライアンスの調査報告

筋トレにより約6割の人が「モテるようになった」と回答――。 2024年5月21日、コンプライアンス(本社:福岡県福岡市)が公表した調査報告『筋トレを行うことで得られるメリットに関する調査』でそのような状況が明らかになった。
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