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特集:アンチエイジング最前線

特集:アンチエイジング最前線

厚生労働省の『令和2年版厚生労働白書-令和時代の社会保障と働き方を考える』によると、2016年の日本人の平均寿命は男性80.98歳、女性87.14歳です。しかし、「健康寿命」については男性72.14歳、女性74.79歳であり、平均寿命とはそれぞれ約9年、約12年の開きがあります。つまり、男性は最後の約9年間、同じく女性で約12年間をさまざまな病気等で「寝たきり」など健康問題を抱えて過ごすリスクを内包しているのです。

高齢化社会を迎える中、アンチエイジングは「健康寿命」を少しでも延ばすための社会的課題といっても過言ではありません。本特集では政府系機関や企業、シンクタンク、大学などによる研究成果や調査レポートなどを中心にアンチエイジングの最前線をお届けします。

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あなたは「肝斑」というしみを、本当に知っていますか?肝斑に詳しい皮膚科専門医がアドバイス――第一三共ヘルスケアの調査報告

第一三共ヘルスケアが実施した「肝斑」に関する実態調査によると、肌のしみの一種である「肝斑」の認知率は72.9%に達したが、一方で「肝斑」の要因や対処法まで知っている人は、そのうち15.0%にとどまるなど意外と理解されていない現状が浮き彫りとなった。
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自発的な身体活動が「姿勢維持」などを司る抗重力筋の肥大を促進する?――明治安田厚生事業団の研究成果

「日常的な身体活動量の増加により、姿勢維持などを司る抗重力筋の肥大を雄ラットで確認」――。2023年10月31日、明治安田厚生事業団(本部:東京都新宿区)の研究グループから、そのような研究成果が発表された。
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失われたキューティクルに代わり「髪を守り続ける」ヘアケア新素材を開発――花王の研究成果

2023年10月26日、花王(本社:東京都中央区)ヘアケア研究所・マテリアルサイエンス研究所・解析科学研究所の研究チームは、洗髪などの物理的摩擦にも強いハイドロゲルの新素材を開発したと発表した。
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エッセイ:「舌の筋力」と「サルコペニア」の興味深い関係

2024年1月、岡山大学(本部:岡山県岡山市)大学院医歯薬学総合研究科の研究グループは、口腔衛生学会雑誌74巻1号にて『口腔状態とサルコペニアとの関連についての横断研究』という論文を公表した。
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青年期にバスケットボールやバレーボールをすると高齢期の骨密度が高くなる?――順天堂大学大学院の研究成果

2023年12月19日、順天堂大学大学院医学研究科スポートロジーセンターは高齢者1,596名を対象とした観察研究により「青年期にバスケットボールやバレーボールをしていた人は、高齢期(65~84才)の骨密度が高くなる可能性」を見出す研究成果を発表した。
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味の素が提唱する『アミノ美肌理論®』ってなんだ?

2024年2月8日、味の素(本社:東京都中央区)はスキンケアに関する独自研究において蓄積した美肌タンパク質とアミノ酸の関係性に関する知見を『アミノ美肌理論®』として発表した。
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エッセイ:アンチエイジングと日経平均株価とスマホ依存症の話

「人間万事塞翁が馬」――。株価も、人生も、将来どうなるかは誰にも分からない。勝っておごらず、負けて腐らず。いたずらに一喜一憂して「スマホ依存症」に陥らないよう心がけたいものである。自戒もこめて。
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温泉成分「アルムK」がヒト表皮角化細胞の増殖を促進――マンダムの研究成果

2023年11月30日、マンダムは「温泉成分として知られるアルムKが、ヒト表皮角化細胞の増殖を促進する」ことを発見したとの研究成果を発表した。マンダムは本研究成果を、肌の恒常性を維持し、健やかで美しい肌へ導く製品開発に応用する方針である。
AIに聞いてみた!:Graceの真善美

AIに聞いてみた!:若返りホルモンを増やして、心身ともに健康に!

若返りホルモンは加齢とともに減少します。そして、その減少とともに老化が進行するのです。しかしながら、適度な運動や睡眠、バランスのよい食事などの「生活習慣を改善する」ことで、若返りホルモンの減少を食い止め、増やすことは可能です。
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皮膚老化の引き金は「GDF11の減少」だった!――ポーラ化成工業の研究成果

2023年6月22日、ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業(本社:神奈川県横浜市)は、皮膚老化の原因に関する研究を進め、❶複数種の細胞において、「GDF11」の減少が、皮膚老化に結び付くさまざまな変化を引き起こすこと、❷植物エキスのGDF11発現促進作用……を発見したと発表した。
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