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【紫外線対策】日焼け止めは、ムラなく塗れていることが大事。塗り忘れにご注意を!――花王BRCCの調査報告

紫外線対策,日焼け止め塗り方 ウェルビーイング
(画像= FineGraphics / 写真AC、La Caprese)

花王(本社:東京都中央区)のビューティリサーチ&クリエーションセンター(以下、花王BRCC)は2022年9月、夏を過ごした直後の男女に、日焼けについての意識調査を行なった。その結果、8割の人が「日焼け止めを塗っていなかった」ことによる日焼けを経験。「手足は念入りに日焼け止めをしていたのに、首は塗り忘れていて、日焼けした」「手の甲は塗り忘れて日焼けで真っ黒になった」「顔には塗ったのに、足の甲は忘れていて日焼けした」など、日焼け止めを塗り忘れた“うっかり日焼け”が多く聞かれた。

日焼けを防ぐには、日ごろから紫外線対策をきちんとすることが大切。紫外線は、シミ・ソバカスの原因にもなる。そこで今回は、化粧品にかかわるトレンドリサーチ、美容情報・技術開発を担う花王BRCCの調査報告とともに、“うっかり日焼け”を防ぐおすすめの日焼け止めの塗り方を紹介する。

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花王BRCC、日焼けについての意識調査

花王BRCCは2022年9月、10代~70代の男女245名を対象に、日焼け体験について調査した。その結果、買い物や通勤、家事などの日常活動や、野球やレジャー、夏フェスなどの屋外活動で、日焼けを経験したものの、「日焼けしてしまった際に、日焼け止めを使用していたか?」との質問には、女性は83.9%、男性は94.2%と、実に8割以上が日焼け止めを使用していなかったことが明らかになった(図1)。

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【図1】日焼けした時に、日焼け止めを使用していたかの回答 出典:花王BRCC

さらに、その理由を伺うと、「曇っていたから」「短時間の外出で油断した」「マスクをしていたのでいいと思った」「日焼け止めを塗っていたが、汗をかいたのに塗り直しをしなかった」との声が聞かれた。

また、「手足は念入りに日焼け止めを塗ったのに、首には塗るのを忘れていた」など、からだの部位によっては日焼け止めを塗る意識が薄く、“うっかり日焼け”をしてから気づくといった声も聞かれた。ちなみに、日焼けに気づくときは、女性は日常の生活シーンで、男性はレジャーなどの特別な屋外活動を行った時に多い傾向にあることが判明した。

【参考】 日焼け止めを使用しなかった主な理由  出典:花王BRCC

● 日焼け止めを首に塗るのを忘れて電車で日が当たる席に座って日焼けしてしまった(20代女性)
● 車の運転席で仮眠した時に、日焼け止めを塗っておらず、右手の腕だけ日焼けした(70代男性)
● 子供と外遊びしていた時に、日焼け止めを塗り忘れたままアームカバーをしていて、アームカバーからはみ出た腕の一部だけ日焼けしてしまった(30代女性)
● ランニング中に日焼け止めを塗り忘れたら、タンクトップの形に日焼けしてしまった(30代男性)
● 釣りに行った際に、耳にだけ日焼け止めを塗り忘れてしまい、真っ赤になってしまった(20代女性)

さらに、日焼け止めを使用せずに草むしりや畑作業、屋外での業務をしていて首の後ろが日焼けしたり、ベランダでの作業中、手が日焼けしたなどの声も寄せられた。なお、“うっかり日焼け”の部位については2017年に行った調査でも、首の後ろが一番多く、次いで、手の甲や足の甲、首の前側となっていた(図2)。

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【図2】 うっかり日焼け部位 出典:花王BRCC

首の後ろや耳、手の甲などは塗布するという意識が低い

塗布状態について確認すると、身体の部位別では、顔や腕は日焼け止めを塗布する機会が多い一方で、首の後ろや耳、手の甲などは塗布するという意識が低く、実際に日焼けして赤みが出たり、違和感が出たりしてから、日焼けに気づくケースも多いようだ。

そこで、30代男性に普段通りに日焼止めを首の後ろ側に塗布してもらい、花王独自の解析方法(以降UVカメラと表記)を使って実際の日焼け止めの塗布状態を確認した。結果は、日焼け止めを手の平で広げてから塗布したためにムラ付きがみられたほか、髪の毛の生え際やシャツとの境には塗り忘れがあり、耳も左右ともに全く塗布されていないことが判明した(図3 ※日焼け止めが塗られているところが黒く示される)。

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【図3】 UVカメラで塗布状態を確認 ※日焼け止めが塗られているところが黒く示される 出典:花王BRCC

塗りムラ・塗り忘れの多い部分対策

紫外線は、季節や天候によって地表に届く量に差はあるものの、毎日降り注いでいる。さらに、太陽からまっすぐ届くだけでなく、さまざまなものに反射や散乱し、あらゆる角度から降り注ぐ。屋外では、地表面や建物に反射した紫外線も浴びていることになる。また、紫外線の中でもUV-Aと呼ばれる波長は、一般的なガラスを通して室内にも差し込むことから、屋外だけでなく、屋内でも、日差しが届くところでは紫外線対策が必要だ。

“うっかり日焼け”を防ぐには、塗り忘れに気を付けるだけでなく、塗りムラや塗り残しのないように日焼け止めを塗布することが大切である。

日焼け止めを肌に塗るときは、くるくると、らせん状に塗ったり、一方向にのばしたりしがちであるが、花王BRCCでは、らせん塗りと一方向塗りを組み合わせることで、肌にムラなく塗布できることを確認している(図4)。

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【図4】 日焼け止めをムラなく塗る方法 出典:花王BRCC

塗りムラ・塗り忘れの多い首や耳の後ろへの塗り方ポイント

首の後ろ

まず、髪をまとめて首の部分を露出する。やや頭を下げて、日焼け止めを3点置き、らせん塗りで広げてから、横に一方向塗りでぬりのばす(図5)。

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【図5】 出典:花王BRCC

忘れがちなのが耳。今回の調査や塗りムラ実験を行った際にも、複数の人が意識していないことが判明した。指先に少量の日焼け止めをとり、耳を挟むようにして、耳裏は親指でらせん塗り、耳表は人差し指で一方向に塗り広げ全体に塗布する(図6)。

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【図6】 出典:花王BRCC

らせん&一方向塗りによる塗布状態の確認

ちなみに、らせん&一方向塗りによる肌の状態を再びUVカメラで撮影したところ、首の後ろ側や耳にもムラなく日焼け止めが塗布できていることが確認できた(図7)。

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【図7】 <メソッド>せん&一方向塗りによる塗布状態の確認 出典:花王BRCC

日焼け止めは、ムラなく塗れていることが大事!

日常生活、レジャーともに、紫外線が肌に与える影響は大きく、浴び続けることで、日焼けだけでなく、シミ・ソバカスが現れる場合もある。紫外線を防ぐ効果的な手段の一つとして日焼け止めがあるが、効果を発揮するためにはムラなく塗れていることが大事である。

また、汗をかいたり、マスクやカバンなどとの擦れによって取れてしまうこともあるので、外出時でのこまめな塗り直しも大切である。首の後ろや背中、足の甲など塗りにくい場所には、ミストタイプやスプレータイプの日焼け止めも活用しよう。マメに塗り直したり、塗り忘れに注意して、“うっかり日焼け”対策に取り組んでいきたい。■

(La Caprese 編集部)

特集:美肌を科学する
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