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特集:美肌を科学する

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精油が皮膚などの「創傷治癒機能」に寄与する。ベルガモット精油を中心としたブレンドが、免疫細胞の『貪食』を活性化することを発見――ポーラ化成工業の研究成果

2022年11月21日、ポーラ化成工業は「免疫細胞であるマクロファージによる異物の『貪食』が、精油ブレンドにより活性化する」との研究成果を発表した。『貪食』とは細胞(マクロファージなどの免疫細胞)が不要なものを自らの中に取り込み、消化し、分解する作用のことだ。
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「寝つきが悪い」と肌の生まれ変わりが遅くなる!?――花王の研究成果

睡眠の質による「肌状態の変化」は体感性の高い症状とされている。では、実際に満足な睡眠がとれていないと感じるときに肌はどのような状態になっているのだろうか? 花王は『第47回 香粧品学会』において、日々の睡眠と肌状態との関連性についての研究成果を発表している。
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老化によるシワやたるみ…細胞の「若返り」に着目した先端研究とハス胚芽エキスの有効性を報告――丸善製薬と高知大学の研究成果

2022年10月31日、医薬品や化粧品・食品の原料を製造する丸善製薬(所在地:広島県尾道市)は、高知大学との共同で、「若返り(rejuvenation)」に着目した研究成果を発表した。
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【人は血管とともに老いる】霊芝が血管の老化を防ぎ、血管をしなやかにして血流を改善する効果を発見――日本メナード化粧品の研究成果

「人は血管とともに老いる」とは、米国の医学者ウィリアム・オスラー博士の名言である。その言葉が示す通り、動脈硬化など血管が硬くなって弾力性が失われた状態は、老化の最たる症状の一つである。血管をいかに若々しく保つかが、アンチエイジングの大きな課題となる。
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フェイシャルマッサージって効果あるの?――コーセーと加齢画像研究所 ONIの共同研究

フェイシャルマッサージによる「たるみ改善効果」を実証。――2022年6月2日、コーセー(本社:東京都中央区)と加齢画像研究所 ONI 所長の奥田逸子医師らとの共同研究で、そのような成果が明らかになった。
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表情の動きに伴う「シワの変化」の定量化に成功――ポーラ化成工業の研究成果

ポーラ化成工業は「シワと表情圧の関係」についての研究を進め、2022年9月28日に表情の動きに伴うシワの変化を定量化する評価法を開発しことを明らかにした。さらに、この評価法にて、表情により一時的に生じるシワが加齢に伴い消えにくくなることを確認した。
朝散歩で一人会議

エッセイ:「肌の透明感」とは何か?

日本化粧品工業連合会は肌の透明感について「皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態」と定義している。本当に肌が透き通っているわけではなく、あくまで「透き通ったように見える状態」である。シミやシワは客観的な評価が可能であるが、肌の透明感(透き通ったように見える状態)についてはどうしても感覚的かつ主観的にならざるを得ない部分があった。
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「マイトリガーゼ」に着目した、肌の若々しさを保つメカニズムを解明――大正製薬の皮膚科学研究

2021年、大正製薬は「マイトリガーゼ」と肌老化の関係を世界で初めて解明。年齢とともに気になる肌悩みの引き金となっているのが、「マイトリガーゼ」の減少による老化の加速である可能性を見出した。
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肌のシミ形成につながる「ウロキナーゼ」とはなにか?――資生堂の研究成果

大手化粧品メーカーの資生堂 <4911> の研究チームは2020年11月に「肌のシミ部位ではウロキナーゼの活性が高まる」ことを発見、さらに「紫外線ダメージにより、ウロキナーゼが血管内皮細胞から分泌され、メラニン生成促進に関与する」ことを確認した。
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なぜ、人によって「肌の明るさ、毛穴、キメの状態」が違うのか?――コーセーの研究チームが解明

2022年12月20日、大手化粧品メーカーのコーセー <4922> は「皮膚マイクロバイオームの多様性(複数種類の常在菌が共存していること)が、毛穴やキメなどの肌状態の違いだけでなく、肌の明るさの加齢変化にも相関がある」との研究成果を明らかにした(図1)。この研究成果は、234名の日本人女性の顔の「マイクロバイオーム(細菌叢)」と油分量などの皮膚状態の網羅的な解析によって解明された。
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