2022年10月6日、当サイトではケイティケイ <3035> が実施したプロティンに関するアンケート調査を紹介した。ケイティケイは東京証券取引所のスタンダードに上場する企業で、連結子会社にサプリメントの企画や開発、販売を行うイコリスを有している。今回のアンケート調査は、どのような目的でプロテインを利用しているのか、プロテインを利用してよかったことやイマイチだった点などを男女500人に聞いたものだ。
このアンケート調査の結果には筆者も共感する部分がたくさんあった。ちなみに、筆者がプロティンを飲むようになったのは5年前のこと。2017年のお正月に一大決心をしてボディメイクに取り組んだ時期である。スポーツジムに入会し、パーソナルトレーナーの指導を受けたのだが、そのときにプロティンを薦められたのである。
8時間かかっていた仕事が2時間でこなせるようになった!?
ケイティケイのアンケート調査では「プロティンを使用して感じた嬉しい変化」(複数回答可)についての設問がある。この回答の第1位は「筋肉量の増加」、第2位は「食欲が抑えられるようになった」、第3位は「活力がわくようになった」、第4位が「体重の減少」と「肌、髪、爪の改善」、第6位「身体が軽くなったように感じた」、第7位「ボディラインが理想に近づいた」と続いている。
第1位の「筋肉量の増加」は筆者も実感している。筋トレとともにプロティンを飲みはじめて3カ月が経過したころ、身体に変化がみられるようになった。体重は大して変わっていないのに、明らかに全身が引き締まっているようにみえたのだ。実際に、InBody(インボディ=体の成分である体水分量や筋肉量などを測定する高精度体成分分析装置)で測定したところ、筋肉量が増加していた。
第3位の「活力がわくようになった」も大いに共感できるポイントだ。筆者は書籍やWebサイトなどで、資産形成やボディメイクに関するコンテンツの企画から編集制作に長年携わっているのだが、筋トレとともにプロティンを飲むようになってからは、より意欲的に短時間で取り組めるようになった。あくまで個人的な感想ではあるが、身体の内側から活力がわき、頭の回転が速くなったような感覚である。
同じく第4位の「肌、髪、爪の改善」、第7位「ボディラインが理想に近づいた」についても強い共感を覚えた。肌が綺麗になり、髪の毛が丈夫になったように感じたのも3カ月が経過したころである。先に述べた通り、全身が引き締まり、「ボディラインが理想に近づいている」ことも実感した。
スーツの背中が破れたことも…
ただ、その一方でデメリットというか、少々不便に感じるような「変化」も経験している。一番大きいのは「筋肉量の増加」で服のサイズが合わなくなったことだ。たとえば、スーツを着て電車内の吊り革をつかんだときに「バリッ」と背中の布が破れる音がしたことが何度もあった。結構大きな音で、ほかの乗客たちの視線を集めて少々恥ずかしい思いをしたことがある。広背筋などの発達が原因とみられるが、そのせいもあって服はストレッチ性の素材を好むようになった。
もう一つは「熱いお風呂」が苦手になったことだ。筆者は加齢にともなって「熱いお風呂」を好むようになっていたのだが、現在は「水シャワー」を好んで浴びている。恐らく、筋肉量の増加で基礎代謝が上がったためと思われるが、ここまで好みが変わるとは自分でも驚きである。
もう一つ、大きな「変化」として指摘したいのが、爪や髪の毛が伸びるのが早くなったように感じることだ。以前は3カ月に一度のペースで散髪に通っていたのであるが、現在は毎月通っている。プロテインはタンパク質なので、筋肉をつくるだけでなく肌や爪、髪のもとにもなるということで、ある意味必然的な「変化」なのだろう。ただ、個人的には髪の毛が早く伸びるのは嬉しい反面、なんとなく面倒臭いという思いもある。
プロティンの「味」で失敗すると悲惨
また、ケイティケイのアンケート調査では「プロティン選びで重視するポイント」(複数回答可)についての設問もあった。で、この回答の第1位は「味」だった。次いで第2位は「値段、コスパ」、第3位「タンパク質の種類」、第4位「サポート成分」などと続いている。
第1位の「味」は筆者も大いに共感するポイントだ。この5年間、筆者はあらゆるメーカーのあらゆる種類のプロティンを飲んできたが、「味」で失敗すると悲惨である。筆者の場合、一袋(約1キログラム)のプロティンを飲み切るのに1週間ほどかかるが、まさに苦行の日々である。
とはいえ、プロティンの「味」で失敗するのは稀で、筆者の場合はこの5年間で2回しかない。ほとんどのプロティンは美味しくいただいている。ちなみに、筆者が一番好きなプロティンの味は「ココア味(チョコレート味)」である。これまで色々な味を試してきたが、結局「ココア味(チョコレート味)」が一番美味しく感じるのが正直なところだ。■
(La Caprese 編集長 Yukio)