約97％が普段から疲れを感じているが、日常的にセルフケアを行っている人は約50％――2023年3月8日、米国カリフォルニア州に本社を置く iHerb が20代〜50代の日本人女性300人を対象に実施した「セルフケア」に関する調査で、そのような実態が浮き彫りとなった。
iHerb は自然派の健康関連商品を扱う世界最大級のグローバルECサイトを運営する企業で、ウェルネスのある暮らしがより身近になることをミッションに掲げている。折しも、3月8日は世界中の女性たちとともにジェンダー平等を考える「International Women’s Day（国際女性デー）」ということもあり、自身の心身と向き合いながら、自分を大切にするための「セルフケア」を日常的に取り入れて欲しいという気持ちを込めて、本調査を実施した。
以下は、その調査結果の概要である。
約97％が普段から疲れを感じているが、日常的にセルフケアを行っている人は約50％
・約97％が普段から疲れを感じているが、日常的にセルフケアを行っている人は約50％。
・セルフケアを「あまり行っていない」「行っていない」人のうち、約7割は自宅でセルフケアをしてみたいと思っており、セルフケアをしている人とあわせると全体の約84％がセルフケアに興味を持っている。
心身の健康のため、普段自宅でできるセルフケアを行えている人は約50％
普段「なんとなく疲れている」と感じるか？という質問に対し、「感じることがある」が59.7％、「たまに感じることがある」が37.0％で、合計で約97％とほとんどの人が疲れを感じていることが明らかになった。
その一方で、「ご自身の心身の健康のため、普段自宅でできるセルフケアを何か行なっていますか？」という問いに対しては、セルフケアしている人は約半数にとどまり、疲れを感じていながらもセルフケアができていない実態が浮き彫りとなった。
睡眠を中心に自身の心や身体に十分な休息が与えられていない？
ちなみに、どのような時に「なんとなく疲れていると感じるか？」と聞いてみたところ、
第1位 寝ても疲労感が取れていないと感じる時 64.1％（186名）
第2位 睡眠不足、眠りが浅い、寝つきが悪いなど眠りの質が悪いと自覚した時 56.2％（163名）
第3位 何もしていないのに疲れたと思う時 53.1％（154名）
TOP3は上記の通りで、睡眠を中心に自身の心や身体に十分な休息が与えられていないのではないかと推測される内容となった。次いで「気分がすぐれない、元気がでない時」が51.4％（149名）、「体力の低下を感じる時」が50.7％（147名）と続いた。（n=290/複数回答可）
バスタイムや休息時間をとったりして、心と身体をケアしたいと思っている人が多い
一方で、普段自宅でセルフケアを「あまり行っていない」「行っていない」人のうち、約7割はセルフケアをしてみたいと思っていることが明らかになった。
具体的に、自宅でできるセルフケアとして、行っていることや、今後やってみたいこととしては
第1位 「湯船に浸かる」56.2％（146名）
第2位 「休息時間を取る（リフレッシュ）」53.1％（138名）
第3位 「適度な運動を取り入れる」40.4％（105名）
TOP3は上記の通りで、バスタイムや休息時間をとったりして、心と体をケアしたいと思っている人が多い内容となった。次いで、「良質な睡眠をとれるように心がける」が36.5％（95名）、「バランスの良い食生活を心がける」が34.6％（90名）と続いた。また、その他にも、運動やサプリメントの摂取、エイジングケアなどを積極的に取り入れて、好きな自分でいようと心がけたり、自分の幸せや心身の健やかさを尊重するような回答もみられた。（n=260/複数回答可）
iHerbが考える「セルフケア」とは、心とカラダを健やかに保つために「自分のできる範囲で自分のケアをする」ことを差しています。たとえば、「オーガニックな食事を取り入れる」「栄養バランスを考える」「ストレスを溜めないようリフレッシュや息抜き、リラクゼーションの工夫をする」「サプリメントやプロテインを適度に取り入れる」「入浴剤でバスタイムを楽しむ」「アロマでリフレッシュする」など、日頃から自分自身のために心がけていることを含んでいます。
