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ウイスキーの平均落札額は46%上昇。『響17年』270万円、『山崎25年』210万円など高額取引も――オークファンの『オークション調査報告』

ウイスキー,投資,日本
(画像= Canva、La Caprese)

2023年2月2日、オークファン(本社:東京都品川区)はネットショッピング・オークション市場における直近3年間の酒類の取引推移に関する調査報告を発表した。

オークファンは、卸売市場における再流通インフラの構築・廃棄ロスの削減に取り組む企業で、価格と販路を最適化する「aucfan.com(オークファン)」のほか、小売・流通業向けのプラットフォーム「NETSEA(ネッシー)」「NETSEAオークション」をSMB(中小企業・個人事業主)向けに展開している。

オークファンの調査報告の概要は以下の通りである。

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サントリーの『響17年』が270万円、『山崎25年』が210万円で落札

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(図1) 出典:オークファン

オークファンがネットショッピング・オークション市場における、各酒類(対象:ウイスキー、ワイン、日本酒、焼酎、ビール)の直近3年間の平均落札額を調査したところ、2020年には1回平均2万1,695円で取引されていたウイスキーが、2022年には同3万1,648円で取引され、5つの酒類の中では最も高い46%の価格上昇率となった。

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(図2) 出典:オークファン

同じく、ワインは31%、日本酒は23%で、ウイスキー同様の高い価格上昇率を記録した。

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(図3) 出典:オークファン

その一方で、焼酎とビールの平均落札価格は下落した。

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(図4) 出典:オークファン

オークファンによると、近年は「ウイスキー投資」という言葉も広まり、ウイスキーが投資対象として人気を高めているという。中でもジャパニーズウイスキーは特に高い人気を誇り、直近では意匠ボトルのサントリー『響17年』が270万円、『山崎25年』が210万円で落札されるなど、高額で取引されている。

なお、酒類全般でみると、2020年から2022年にかけて全体の価格は26%高騰していることが判明した。■

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