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約4割の妻が、夫からもっと「ありがとう」と言ってほしいと回答。感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子1位はチョコレート――ロッテの調査報告

母の日,感謝の言葉
(画像= ちこりん / 写真AC、La Caprese)

約4割の妻が、夫からもっと「ありがとう」と言ってほしいと回答――。2024年5月9日、ロッテ(本社:東京都新宿区)が公表した調査報告「家族のコミュニケーションに関する調査」で、そのような状況が明らかになった。本調査は家族のコミュニケーションの実態を明らかにするため、20代~50代の子どもと同居している母親107名を対象に行われた。

母の日,感謝の言葉
(図1) 出典:ロッテちょこっと幸せ研究所調べ

本調査では、子どもの年齢が低いほど週1回以上という高い頻度で感謝を伝えている割合が高いことが判明した。また夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度は「年に1回未満」が最多で、子どもよりも頻度が低い人が比較的多い結果となった。同時に、妻の約4割は夫からの感謝の頻度に満足していないことも明らかになった。さらに、感謝の気持ちがこもっているお菓子として「チョコレート」を選ぶ母親が最多であったことが判明した。ちなみに、チョコレートは他のお菓子と比べて「シェアしたり渡すことで、感謝や好意を伝えられる」と感じる傾向にあることが、2024年1月にロッテが公表した調査報告で判明しており、感謝を伝える際にはチョコレートを添えることが効果的だと期待されるという。

本調査の要旨は以下の通りである。

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ロッテ「家族のコミュニケーションに関する調査」

調査概要

▽調査名:家族のコミュニケーションに関する調査
▽日時:2024年4月16日〜2024年4月19日
▽調査手法:インターネット調査
▽調査実施企業:ロッテ
▽調査対象:子どもと同居している20代~50代の母親107名
※本文中のグラフの構成比は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計が100%にならないものもあります。

子どもの年齢が低いほど、週1回以上、日常的に感謝を伝えてくれる傾向に

母の日,感謝の言葉
(図2) 出典:ロッテちょこっと幸せ研究所調べ

まず、同居している子どもから感謝の気持ちを伝えられる頻度について、子どもの年代別で比較したところ、感謝の気持ちを伝えられる頻度が1週間に1回以上である人が占める割合は、「未就学児」が約7割(70.3%)、「小学生」が約6割(63.0%)、「中高生」が約5割(47.5%)、「19歳以上」が約3割(32.4%)と、年齢が低いほど日常的に感謝を伝えてくれる子どもが多いことが判明した。

また、感謝の気持ちを伝えられる頻度に満足しているか聞いたところ、母親の約半数(49.6%)は満足していると回答。その一方で約4人に1人(25.8%)は感謝の頻度に満足していないことも明らかになった。

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妻の約4割は、夫からの感謝の頻度に満足していない

母の日,感謝の言葉
(図3) 出典:ロッテちょこっと幸せ研究所調べ

次に、同居している夫から感謝の気持ちを伝えられる頻度について聞いたところ、感謝の気持ちを伝えられる頻度が「1週間に1回以上」である人は約4割(43.4%)に上った一方で、「年に1回未満」との回答者が最も多く、子どもよりも感謝を伝えられていない可能性が明らかになった。

そして、夫からの感謝の頻度に対し、約4割(42.3%)の妻が満足していないと回答した。

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実態に比べ、「日常的に」「娘・息子の誕生日に」感謝がほしいとの願望多数

母の日,感謝の言葉
(図4) 出典:ロッテちょこっと幸せ研究所調べ

同居している家族から感謝の気持ちを伝えられるタイミングについて、実態と理想のタイミングを聞いたところ、「母の日」に感謝を伝えられている母親の数は、伝えられるのが理想と回答した母親の数以上である一方で、 「日常的に」あるいは「娘・息子の誕生日に」感謝を伝えられている母親の数は、理想に対してそれぞれ67.5%、62.5%と6割程度にとどまり、母親の希望とギャップがあることが明らかになった。

年に一度の母の日以外にも、「日常的に感謝されたらうれしいです」と日常的な感謝を望む声は実際に多く寄せられた。また、「私が夫や子供に感謝の気持ちを伝えれていない」など感謝しないから感謝されないのではないかとの意見、「いつも伝えてくれるので毎日こちらも感謝しています」など感謝されると感謝を返したくなるという声もあり、日常的にお互いに感謝を伝えあうことが必要という考え方も多く見られた。

その他、「言われ過ぎると恥ずかしいので母の日ぐらいで大丈夫」と低頻度派の声や、「口に出して言わなくてもよいが、態度で表して欲しい」「感謝の言葉も良いが、疲れが取れるようなちょっとしたギフトが時々あると嬉しい」と態度や行動・贈り物で感じたいといった声も寄せられた。

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感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子1位はチョコレート

母の日,感謝の言葉
(図5) 出典:ロッテちょこっと幸せ研究所調べ

ちなみに、もらった時に感謝の気持ちがこもっていると感じるお菓子について聞いたところ、9つのジャンルの中でチョコレート(チョコレートを使ったクッキーやケーキなどを含む)が最も多く、続いてケーキ、焼菓子が多い結果となった。

チョコレートを感謝の気持ちとともにもらったエピソードを聞いたところ、「息子に母の日におやつとして分けてもらえた」「母の日に子供達が手作りでケーキや、チョコを作ってくれた。凸凹なのがまた嬉しかった」「娘と息子からサプライズでチョコをもらった。お小遣いで買ってくれたと思うと嬉しかった」などと、特にチョコレートは入手の手軽さ・手作りでのハードルの低さ・万人受けする味から感謝の気持ちを伝える際に用いやすいことが伺えた。

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感謝の言葉とともにチョコレートをシェアしよう!

本調査では、母の日等の特別な日に限らず、もっと日常的に感謝を伝えられたいと感じている母親が多いことが明らかになった。一方で、感謝するタイミングを増やそうとしても、特に子どもは年齢が上がるほど日常的な感謝の気持ちを伝えにくくなってしまうことが推測される。

特にチョコレートにおいては、2024年1月にロッテちょこっと幸せ研究所が発表した「チョコレートの喫食と幸福度に関する調査」で、他のお菓子に比べて「シェアしたりわたすことで、感謝を伝えられる」と感じやすく、チョコレートのシェアをした人・された人両方の幸福度向上に繋がりやすいことが分かっている。本調査でも感謝の気持ちがこもっているお菓子として「チョコレート」を選ぶ母親が最多であったことからも、日常的な感謝を伝える際には言葉だけではなくチョコレートをシェアすることも効果的だと考えられる。■

(La Caprese 編集部)

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