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ヘアケアを始めたきっかけは? 「身だしなみの一環」「清潔感を出したい」「モテたいから」など――アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

ヘアケア,メンズ
(画像= Canva、La Caprese)

ヘアケアを始めたきっかけは、「身だしなみの一環」「清潔感を出したい」「モテたいから」など――アートネイチャー <7823> が実施した『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』で、そのような傾向が明らかになった。

アートネイチャーの『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』は、ヘアケアに興味がある全国の20~40代の男性1,000名(20代 333名、30代 334名、40代 333名)を対象に行われたもの。調査では、全世代の2割以上が「頭皮マッサージ」を実施しているほか、シャンプーやトリートメント/コンディショナーは低価格帯の選択が多いものの、1割強の人はこだわりを持って3,000円以上の商品を購入している実態なども明らかになった。

今回はアートネイチャーの調査レポートを紹介したい。

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ヘアケアを始めたきっかけは? 「モテたいから」が全世代で4位に

まず、ヘアケアを始めたきっかけについて質問したところ、全世代を通して「身だしなみの一環(53.5%)」「清潔感を出したい(46.0%)」「髪や頭皮に変化を感じたため(45.5%)」などの回答が寄せられた。中でも「髪や頭皮に変化を感じたため」においては、世代が高まるにつれて選択した人が多いことから、加齢とともに頭皮の変化が気になってくる壮年~中年層の実態が浮き彫りになった。(図1)

ちなみに、「モテたいから」という理由は、全世代で4位にランクインし、いずれの世代においてもヘアケアへのモチベーションの一因となっているようだ。

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(図1) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

世代が高まるにつれて「白髪」「薄毛」「抜け毛」の悩みが多くなる傾向

髪や頭皮の悩みについての質問に対しては、「白髪(41.1%)」「薄毛(34.9%)」「抜け毛(28.0%)」「くせ毛/うねり(26.9%)」がいずれの世代でも上位を占める結果となった。また、「白髪」「薄毛」「抜け毛」の悩みは、世代が高まるにつれて選択した人の割合が多くなる傾向が認められた。(図2)

たとえば、20代では「くせ毛/うねり」の悩みが32.7%で第1位、「抜け毛」が2位、「薄毛」が3位、「白髪」が4位であった。それに対して30~40代では4位までが「真逆の順位」になっている。年齢が上がるにつれて悩みが髪質よりも髪のボリュームや、直接的な見た目に代わっていることがうかがえる。

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(図2) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

全世代の2割以上が「頭皮マッサージ」を実施

実施しているヘアケア(複数回答)について尋ねたところ、「シャンプー(92.6%)」「トリートメント/コンディショナー(66.5%)」「ドライヤー(57.6%)」と続く一方で、全世代の2割以上(23.8%)の人が、「頭皮マッサージ」を選択する結果となった。シャンプーやトリートメント、ドライヤーブローなど日常的に行うケアは一般的であるが、手軽にできるセルフケアとして「頭皮マッサージ」を取り入れる人が一定数いることが判明した。(図3)

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(図3) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

髪や頭皮の「紫外線対策」は?

一方、紫外線によって髪や頭皮がダメージを受けることを知っていますか、という質問に対しては全世代を通して約8割(79.3%)が知っていると回答。また、知っていると回答した人のうちの約6割(58.3%)が何かしらの紫外線対策を行っていると回答した。(図4)

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(図4) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

対策の内容については、全世代を通して「帽子を使っている」という回答が1位だった。また、全世代で「日傘を使っている」「UVケア用品を使っている」と回答した人も約2割を占めた。今回の調査においては、ヘアケアに興味がある人は積極的に紫外線対策を行っていることが明らかになった。(図5)

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(図5) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

ヘアケアにかける時間は「5分~15分未満」が約半数

ヘアケアにかける時間については、20~40代全ての世代で「5分~15分未満」が約半数を占める結果(20代:54.4%、30代:55.5%、40代:46.1%)となった。また、30~40代では次いで「5分未満」という回答が多いものの(30代:27.6%、40代:36.4%)、20代においては約2割(18.0%)の人がヘアケアに「15分~30分未満」かけると回答するなど、若いうちからしっかりとケアを行う人が多いことがうかがえた。(図6)

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(図6) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

毎月シャンプーにかける金額は全世代で「1,000円未満」が多い

ヘアケアにかける金額についての質問に対しては、毎月シャンプーにかける金額は全世代で「1,000円未満」がもっとも多く、次いで「1,000~3,000円未満」「3,000~5,000円未満」が続く結果となった。同じく、消耗品であるコンディショナー/トリートメントにおいても同様の傾向が見られた。

また、全世代において約半数の人がシャンプー、トリートメント/コンディショナーに「1,000円未満」と回答している一方で、各世代で1割強の人は「3,000円以上」の比較的高価格帯の商品を選択する傾向にあるなど、こだわりを持って商品を購入している人が一定数いることも判明した。(図7)

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(図7) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

ヘアケア商品の情報源、世代間で差異も

ヘアケア商品の情報源は何ですか、という質問に対しては、20代は「SNSの情報」が36.3%ともっとも多く、30~40代は「テレビ、雑誌、新聞などのメディアからの情報(30代:31.1%、40代:39.6%)」がもっとも多い結果となり、世代間で情報取得の手段に差が生じていることが判明した。

まだ、レビューなどによってユーザーからのさまざまな意見、情報を取得することができる「商品比較サイト・口コミサイト」を選んだ人も全世代で一定数おり、商品を比較検討しながら購入する現代の商品選びの実態もうかがい知ることができた。(図8)

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(図8) 出典:アートネイチャー『男性のヘアケアに関する実態調査/2022年』

(La Caprese 編集部)

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