2023年3月20日(日本時間3月21日)、ロサンゼルス・タイムズやスポーツ専門局ESPNなど複数の米メディアは、ロサンゼルス・ドジャースが通訳の水原一平氏を解雇したと報じた。
報道によると、水原氏は大谷翔平選手の資金を盗み、違法賭博に使った疑いが持たれている。同日付のロサンゼルス・タイムズの電子版は被害額が数百万ドル規模にのぼると伝えたほか、ESPNは大谷選手の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8,000万円)が送金された容疑が水原氏にかけられていると報じた。日本のメディアも水原氏解雇のニュースを続々と報じており、NHKは水原氏が3月20日の開幕戦後にドジャースのチームメートに対して、自らがギャンブル依存症であるとした上で、「すべて自分のせいだ」などと説明したと伝えている。
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水原氏は、大谷選手のエンゼルス時代からの専属通訳のほか練習パートナーや運転手など、公私にわたって幅広く支えてきた。新天地のドジャースでも行動を共にし、3月20日にソウル・高尺スカイドームで開催されたサンディエゴ・パドレスとの開幕戦でもベンチ入りしていた。その開幕戦から一夜明け、まさかの解雇のニュースであった。X(旧ツイッター)では「水原通訳」「一平さん」等がトレンド入りするなど衝撃が走ったが、なによりも大谷選手の精神面に影響が出ないか心配である。■
(La Caprese 編集部)