2023年12月7日、健康食品や化粧品等の開発・販売を手がけるCloudNine(本社:広島県広島市)は全国の20代~70代の男女1,114名を対象に実施した「機能性表示食品に関する意識調査」を公表した。
日常生活で目にすることが多い「機能性表示食品」。サプリメントや加工食品などに記載されていることが多く、消費者のさまざまなニーズに応えた商品が販売されているが、実際に「機能性表示食品」についての理解度はどのくらいなのだろうか? また、どのくらいの人が「機能性表示食品」を選んでいるのだろうか?
今回はCloudNineの「機能性表示食品に関する意識調査」を紹介したい。
CloudNine「機能性表示食品に関する意識調査」
一般消費者の機能性表示食品についての理解度
まず、一般消費者の機能性表示食品についての理解度について聞いたところ、『非常に理解している(6.4%)』と『なんとなく理解している(44.0%)』を合わせた半数以上が理解していることが明らかになった。
ちなみに、機能性表示食品は、科学的根拠を基にその商品の機能性を表示できる食品で、消費者庁へ必要な事項を届け出し、事業者の責任が明確に示された商品である。たとえば、美容やストレス、睡眠などの健康を促進するような商品などがある。
4割以上が「機能性表示食品」を選好している
次に機能性表示食品と表示されている商品を選んで購入したことがあるか質問したところ、『よく購入する(6.2%)』『同製品と比較して購入したことがある(10.4%)』『なんとなく購入したことがある(27.6%)』の合わせて4割以上が選好していることが明らかになった。特にここ数年は新型コロナウイルス禍を経験したこともあり、健康を意識して商品を選ぶ人は少なくないようだ。
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機能性表示食品の表示が与える購買行動への影響
最後に機能性表示食品の表示が与える購買行動への影響について質問したところ、『大きく影響する(5.7%)』と『同製品など比較の際に影響する(28.9%)』を合わせて3割を超える結果となった。およそ3人に1人以上は影響を受けている計算になる。
機能性表示食品の意味を知り、普段の購買に役立てよう!
本調査では、機能性表示食品について約半数が理解していることが判明した。また、実際に機能性表示食品を選んで購入している人は4割以上で、普段の生活にも影響を与えていることが明らかになった。
CloudNineは本調査報告の最後に「機能性表示食品の意味を知ることで、自身に合った商品は見つかりやすくなると思います。お近くのスーパーや普段使っているECサイトでも、サプリメントや加工食品などに記載されているものもございますので、ぜひチェックしてみてください」と結んでいる。■
(La Caprese 編集部)