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夏に気にしている身だしなみやエチケットの第1位は「汗の匂いなどの体臭」――クロコスの調査報告

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(画像= 熊澤充 / 写真AC、La Caprese)

夏に気にしている身だしなみやエチケットの第1位は「汗の匂いなどの体臭」。――2023年6月27日、女性向けデオドラントジェル「sinai(シナイ)」を展開するクロコス(本社所在地:福岡県福岡市)が発表した『夏のエチケットや匂いについてのアンケート』で、そのような結果が明らかになった。

アンケートは、2023年6月2日~6月12日に、全国の20代〜40代の女性261名を対象に行われたもの。近年は「猛暑の夏」が当たり前となってきたが、熱中症や夏バテなど体調管理とともに気をつけたいのが、汗の匂いなどに象徴される身だしなみやエチケットである。

今回はクロコスの『夏のエチケットや匂いについてのアンケート』を見てみよう。

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クロコス『夏のエチケットや匂いについてのアンケート』

調査概要

『夏のエチケットや匂いについてのアンケート』
▼アンケート対象: 20〜40代の女性
▼調査方法: インターネット調査
▼調査期間: 2023年6月2日~2023年6月12日
▼調査地域: 全国
▼有効回答数: 女性261名
▼調査機関: Lancers

93%以上の女性が気にしている夏のエチケットは「汗対策」

まず、今回のアンケートで「夏だからこそ気にかけているエチケットはありますか」との設問に対して、95.8%の女性が「ある」と回答した。

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(図1) 出典:クロコス

また、夏にもっとも気にしている身だしなみやエチケットのポイントについて質問したところ、第1位は「汗の匂いなどの体臭」で64.4%、次いで「汗の量や服の汗ジミ」29.1%となった。実に93%以上の女性が、「汗対策」は夏のエチケットや身だしなみの一環であると認識していることが明らかになった。

夏にもっとも匂いが気になる部位は「ワキ」

汗で気になるのが「匂い」の問題である。アンケートでも「夏に自分の汗の匂いが気になりますか?」との質問に対して、96.6%の女性が「はい」と回答している。

次に、「夏に汗の匂いがもっとも気になる部位はどこですか?(※複数選択可)」についての質問に対しては、「ワキ」(219票)という回答が圧倒的多数を占めた。次いで「頭」(94票)、「足の裏」(86票)、「胸」(52票)、「首」(48票)、「背中」(37票)、「顔」(31票)、「その他」(7票)、「手」(5票)となった。

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(図2) 出典:クロコス

ちなみに、回答者からは「仕事の制服でまだ一時間しかたっていないのに、脇汗をかいていて脇が濡れていた。汗染みはどうしようもないにしても、匂いはお客様に気づかれてしまうのでは? とすごく嫌になりました」(30代女性)、「帰宅した時に、脇からの匂いに幻滅した」(20代女性)、「匂いが拡散しないように脇をしめていたとき、物を取ろうとして腕を上げた途端、こもっていた脇汗の匂いがブワっと立ち上ってきて慌てた」(40代女性)、「朝家を出る前に制汗スプレーするのを忘れ、脇汗と匂いがとても気になりました。気になり始めてからは、色々集中できませんでした」(40代女性)といったエピソードが寄せられた。

夏のワキの汗ジミや匂いは、周りの人に不快感を与えるだけでなく、その日1日の自分自身のモチベーションや集中力にも影響する側面もあるようだ。

汗の匂いが気になる場所は「電車やバス」と「職場」

周囲の人を不快にさせないため、また自分自身ができるだけ快適に過ごすために、対策しておきたい夏の汗と匂い。具体的にはどんな場所で気を付けたほうがいいのだろうか?

「夏に自分の汗の匂いがもっとも気になる場所はどこですか?」と質問したところ、もっとも多かった回答は「電車やバス」(45.2%)であった。次いで「職場」(35.6%)、「タクシーや車」(6.5%)、「街の中やお店」(5.4%)、「その他」(5.0%)と続いた。

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(図3) 出典:クロコス

回答者からは「満員電車で他人と思っている以上に近く接することになった時に、周りの人のにおいが気になり自分もにおうかもと思った」(20代女性)、「仕事後に電車に乗っているとき、つり革を持ちながら友人と話していた際に匂いについて指摘を受けました」(30代女性)、「朝通勤ラッシュのバスの中は混雑しているので匂いは気になっていました」(20代女性)など、人との距離が近い電車やバスでは、特に体臭が気になるという意見が多数寄せられた。

また、「職場などで座っている状態から動いたときに、ふわっと自分の汗の匂いが感じられて気になった」(30代女性)、「朝職場に着いた時に服に汗ジミがあって、暑いのにカーディガンを脱げなかったことがあります」(40代女性)、「職場では仕事中ずっと一緒にいたり、今後の付き合いもあったりするので、自分の匂いで不快に思わせていたらどうしようと気になる」(20代女性)など、過ごす時間の長い職場での汗や匂いが気になるという意見も寄せられた。

今回のアンケートでは、満員電車やバス、タクシー、車などの人との距離が近くなりやすい場所では、特に汗や匂いの対策が重要との意見が多く寄せられた。また、周囲の人へ不快感を与えず、快適に仕事をしていく上では、エチケットの一環として職場での汗や匂い対策も重要といえそうだ。

夏のエチケットのために持ち歩いているアイテムは?

最後に、「夏のエチケットのために持ち歩いているアイテムがあれば教えてください」(3つまで回答)と質問したところ、第1位が「拭き取りシート」、第2位が「制汗剤・デオドラント」、第3位「替えのマスク」となった。

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(図4) 出典:クロコス

今回のアンケート調査を通して、多くの女性が夏の汗や匂いの対策をエチケットの一環とみなしており、さまざまな対処をしていることが明らかになった。いよいよ夏も本番を迎えるが、熱中症対策や夏バテ予防をしっかりして、体をいたわりつつ、周囲の人へ不快感を与えないためのエチケットや身だしなみを心がけたい。■

(La Caprese 編集部)

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