回答者の8割近くが、夏に肌の透明感が低下する「透明感(※1)ロス」を自覚。――2023年5月24日、パナソニックが発表した『夏の肌の透明感』をテーマにした意識調査で、そのような実態が浮き彫りとなった。
本調査は3月27日から3月29日にかけて、20~40代の女性500名を対象に行われたもの。夏に「透明感ロス」を感じている理由としては、「日差しを浴びる事が増えて、メラニンが増加している気がするから」などの声が寄せられた(詳細は後述)。なお、今回の調査結果を踏まえ、松倉クリニック代官山院長の貴子先生は、夏の「透明感ロス」の原因について、①「角質層に溜まったメラニン」の影響や、②紫外線、日焼け、エアコンなどによる「角質肥厚」の影響……などを指摘している。
パナソニック『夏の肌の透明感』をテーマにした意識調査
夏は肌の透明感が失われやすい!? 8割近くが夏の「透明感ロス」を自覚
はじめに、「夏は、肌の透明感が失われやすいタイミングだと思いますか?」と聞いたところ、88.0%が「そう思う」と回答した。その理由としては、「日差しを浴びる事が増えて、メラニンが増加している気がするから」(35歳)、「クーラーによる乾燥や、暑さによる皮脂の増加で、くすんだ感じがするから」(33歳)などの声が寄せられた。
また、実際に自身の経験として「夏に、肌の透明感がなくなったように(下がったように)感じたことはありますか?」との質問でも、77.8%と8割近くが「ある」と回答した。夏は、肌の透明感が低下する「透明感ロス」を自覚しやすい季節であると言えそうである。
(図1) 出典:パナソニック
「普段のスキンケアでできる透明感ケア」に限界を感じる人が9割超
そこで、夏の透明感ケアについても聞いたところ、「普段のスキンケアでできる透明感ケアには、限界があると思う」人が93.2%、「本格的な透明感ケアをするためには、サロンや美容クリニックなどに通う必要があると思う」人が83.2%という結果となった。
(図2) 出典:パナソニック
一方で「ダウンタイム」を警戒する声も…
しかし、その一方で、クリニックでの本格的なケアは「ダウンタイム(治療後の赤みや腫れなど、皮膚の状態が落ち着くまでの期間)」が発生することが多く、紫外線が強い夏はダウンタイム中のダメージにも気をつける必要がある。
今回の調査においても、夏の外的環境については、「強い紫外線を浴びる機会が増える」(44歳)、「紫外線の影響を大きく受ける」(38歳)という声が寄せられたが、こうした紫外線リスクの高い夏は「クリニックの施術ハードルがあがりやすい季節」であるとパナソニックは指摘している。実際に、回答者からは、夏の透明感ケアについて、「本格的なケアをするために、サロンや美容クリニックに行きたいが、あきらめている(またはあきらめたことがある)」と答えた人も82.4%にのぼっており、夏のサロンや美容クリニックでのケアに対してハードルを感じている女性が多い様子がうかがえる。
(図3) 出典:パナソニック
注目されるホームケアアイテム
こうした中で注目したいのが、セルフケアに適した出力で夏でも使用ができるホームケアアイテムである。IPLやLEDなど美肌に有効な光(フォトフラッシュ)をあてる「ブライトケア(※2)」で、メラニンが滞留した角質や、厚くなった古い角質を取り除くことで、肌の透明感対策につながる。今回の調査でも、「クリニックの光美容技術に学んだ美容機器(※3)で、肌のブライトケアが自宅でできるとしたら、使ってみたいと思いますか?」と聞くと、実に8割近く(78.0%)が「そう思う」と回答した。
(図4) 出典:パナソニック