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普段から「運動」をしている人は58.3%――フジ医療器『運動に関する調査』

運動,頻度,時間
(画像= Canva、La Caprese)

普段から「運動」をしている人は58.3%――2022年10月19日、フジ医療器が発表した『運動に関する調査』で、そのような状況が明らかになった。

フジ医療器は大阪府に本社を置く、美と健康の総合メーカーとして、マッサージチェアなど健康・美容機器の製造・販売・輸出入を行なっている企業である。今回リリースされた『運動に関する調査』は、2022年9月7日から9月11日にかけて、全国の20歳以上の男女3,266名を対象に実施した。

今回はフジ医療器の『運動に関する調査』をみてみよう。

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運動の頻度は「週1日以上3日未満」がもっとも多い

まず、「普段から『運動』を行っていますか?」との質問に対しては、「運動をしている」との回答が58.3%と過半数を超える結果となった。

運動,頻度,時間
(グラフ1)

また、上記で「運動をしている」と回答した人に「どのくらいの頻度で『運動』を行っていますか?」と質問したところ、「週1日以上3日未満」との回答がもっとも多く38.7%となった。次いで、「毎日」が27.8%、「週3日以上」が26.9%で、週に1日以上運動している人が約9割を占める結果となった。

運動,頻度,時間
(グラフ2)

さらに、「『運動』する時間はどれくらいですか?」との質問に対しては、「30分以上1時間未満」がもっとも多く48.5%となった。次いで、「1時間以上」が39.1%、「15分未満」が10.1%と続き、全体の8割以上が30分以上の運動をしていることが判明した。

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(グラフ3)

普段から運動をしている人の7割が「散歩・ウォーキング」を実施

普段から運動をしている人に対して、「どんな『運動』をしていますか?」(複数選択可)と質問したところ、もっとも多かったのは「散歩・ウォーキング」で70.0%となった。このほか、「その他」が21.9%、「筋トレ」が19.1%、「ジムトレーニング」が10.7%、「ランニング」10.1%の回答が寄せられた。全体の実に7割の人が「散歩・ウォーキング」を普段の運動として取り入れていることが明らかになった。また、2番目に多い「その他」では、ゴルフやテニスなどのスポーツ、太極拳、ラジオ体操、階段の上り下りなどの回答がみられた。

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(グラフ4)

運動の目的は「健康のため」がもっとも多い

「『運動』する目的は何ですか?」(複数選択可)の設問に対しては、「健康のため」がもっとも多く88.9%に達した。次いで「ダイエットのため」が35.7%、「ストレス解消のため」が30.8%、「趣味」が22.5%、「若さを保つため」19.7%と続いた。なお、年代別でも各世代で「健康のため」と答える割合が多く、年齢を重ねるごとにその割合は増加していく傾向が認められた。

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(グラフ5)

運動後の体のケア・クールダウンは「水分をとる」「ストレッチ」など

「『運動』の後、体のケア・クールダウンは行っていますか?」との設問に対しては、「体のケア・クールダウンを行っている」と回答した人は63.2%と過半数を超える結果となった。

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(グラフ6)

また、「体のケア・クールダウンを行っている」と回答した人に「体のケア・クールダウンはどんなことをしていますか?」(複数回答可)と聞いたところ、「水分をとる」がもっとも多く66.9%となった。次いで「ストレッチ」が46.9%、「入浴」が45.2%となった。

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(グラフ7)

運動をしない理由は「仕事や家事が忙しいから」が3分の1を占める

普段から運動をしていない人に「『運動』をしないのは何故ですか?」と質問したところ、「仕事や家事が忙しいから」がもっとも多く29.8%と全体の約3分の1を占めた。このほか、「面倒だから」(18.9%)、「身体を動かすことが苦手・嫌いだから」(18.8%)などの回答が寄せられていた。

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(グラフ8)

目標や目的をもつこと、運動する時間の確保などが課題に

普段から運動を行っていない人に「どうすれば『運動』するようになりますか?」(複数回答可)と質問したところ、「目標・目的ができる」がもっとも多く45.2%となった。次いで、「運動する時間が確保できる」が44.5%、「一緒に運動する仲間・友人ができる」が28.6%と続いた。目標や目的をもつこと、運動する時間を確保することが運動への取り組みのモチベーションにつながることが読みとれる。

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(グラフ9)

これから始めてみたい運動は「散歩・ウォーキング」が人気

普段から運動を行っていない人に「これから『運動』を始めてみたいと思いますか?」と質問したところ、「始めたいと思う」が58.3%と過半数を超えた。次いで「どちらともいえない」が31.8%、「始めたいと思わない」が6.3%となった。

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(グラフ10)

上記で「運動を始めてみたいと思う」(58.3%)、「どちらともいえない」(31.8%)と回答した人に対して、「『運動』を始めるなら何からやってみたいですか?」(複数回答可)と質問したところ、「散歩・ウォーキング」がもっとも多く72.1%に達した。続いて「筋トレ」が19.3%、「ヨガ」が14.3%、「サイクリング」9.9%、「ランニング」7.7%といった回答が寄せられていた。

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(グラフ11)

コロナ禍で運動不足を感じたことがある人は64.9%

回答者全員に「コロナ禍で運動不足を感じたことがありますか?」と聞いたところ、「感じたことがある」が64.9%と過半数を超えた。次いで「感じたことはない」が23.7%、「どちらでもない」が11.5%となった。

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(グラフ12)

一方、「コロナ禍で運動の意識が高まりましたか?」との設問に対しては、「運動の意識が高まった」との回答は44.7%、「運動の意識は高まっていない」が20.8%、「どちらでもない」が34.5%であった。

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(グラフ13)

上記の通り、6割の人がコロナ禍で運動不足を感じているのに対して、「運動の意識が高まった」という回答は4割にとどまり、コロナ禍をきっかけに運動への意識の高まりを感じている人はそれほど多くないことがうかがえる結果となった。■

(La Caprese 編集部)

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