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敏感肌の女性の約9割が、花粉の時期の肌荒れに悩んでいることが判明――資生堂の調査報告

花粉症,肌荒れ
(画像= ACworks / 写真AC、La Caprese)

2024年1月19日、資生堂(本社:東京都中央区)は『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』を公表した。本調査は、2023年10月に敏感肌の花粉の時期の肌荒れ対策や悩みの実状を明らかにするために実施したもの。調査結果からは、花粉の季節の肌荒れに約90%もの人が悩んでいるものの、対策を取っている人は約45%、さらに防御スプレー等で対策をしていても肌荒れが気になる人は99%にものぼることが明らかになった。

今回は資生堂の『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』を紹介したい。

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資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

花粉症,肌荒れ
出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』
調査概要

▽調査タイトル:敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査
▽実施時期:2023年10月
▽調査方法:WEB調査
▽対象人数:1,000名 (ブースト条件:花粉の時期に肌荒れ対策をしている人100名、花粉の時期にスプレー等の花粉対策をしている人100名)
▽対象条件:
①20-69歳 女性
②洗顔料または化粧水を1年以内に自購入・週5日以上現使用者
③肌タイプ:敏感肌500名・非敏感肌500名(ウェイトバック前) *以下グラフのn数は年代、肌タイプの出現に応じたウエイトバック集計を実施

コロナの感染予防期間を経て、現在の肌が敏感になったと感じる人は2人に1人

2023年コロナ禍前と現在のご自身の肌について聞いてみると、コロナ感染予防期間(2020年~2023年)を経て、感じた肌の変化の中で、「肌が敏感になった」と回答した人は2人に1人となった。この結果から、コロナ禍を通して敏感肌になった人、あるいは、より肌が敏感になったと感じている人が多いことが判明した。

花粉症,肌荒れ
(図1) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

1年の中で敏感肌症状を感じる季節は?

肌が敏感になる季節を聞いたところ、季節を問わず突発的に肌が敏感になると答えた人が最も多く43%、次いで花粉の季節に敏感になると答えた人は25%となった。

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(図2) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

花粉の時期に肌荒れ・肌のゆらぎを感じる?

花粉の時期に肌荒れ・肌のゆらぎを感じるかを敏感肌・普通肌の人にそれぞれ聞いたところ、「はい」と答えた人が、普通肌の22%に対し、敏感肌では89%と圧倒的に多いことが判明した。

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(図3) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

敏感肌の人が花粉の季節に感じる肌悩みは?

花粉の季節に敏感肌症状を感じる人の肌悩みを聞いたところ、1位が「かゆみ」57%、2位が「乾燥・かさつき」47%となった。

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(図4) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

花粉の季節の肌荒れ対策の現状と悩みにはギャップがある

敏感肌で、花粉による肌荒れの対策を現状している人は44%にとどまり、この時期に適切な対策を取れていない方も多いことが明らかになった。

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(図5) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

ちなみに、敏感肌で肌荒れ対策を行っている人に、対策内容を聞いたところ、花粉対策スプレー・ミストを使うと答えた人が最も多く42%、次いで空気清浄機を使用する人が37%、マスクを着用する人が33%と、花粉から肌を守るさまざまな対策を講じている人が多いことが判明した。

花粉症,肌荒れ
(図6) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

一方で、花粉による肌荒れ・肌のゆらぎ対策として、花粉対策スプレーやミストを使用していても、花粉による肌荒れが気になる人は99%にものぼり、現状の対策に満足している人はほとんどいないことも明らかになった。

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(図7) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

敏感肌の方は、特に花粉の季節に肌が土台(根本)から安定することを求めている

敏感肌の人は99%の方が特に花粉の季節に肌が土台(根本)から安定することを求めていることが判明した。

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(図8) 出典:資生堂『敏感肌の花粉の時期の肌荒れに関する意識調査』

敏感肌の人にとって、悩ましい花粉の季節。2023年の夏の猛暑が影響し、2024年の花粉の飛散量は、例年より多い傾向とする日本気象協会の予測もある。この機会に、肌荒れ対策として「守る」を中心に、お手入れを根本から見直してみてはいかがだろうか。■

(La Caprese 編集部)

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