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今年の夏休み、平均予算は前年比1.2倍――インテージの調査報告

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(画像= ラスラ / 写真AC、La Caprese)

2023年7月11日、インテージ(本社:東京都千代田区)は、全国の15歳から79歳の男女2,513人を対象に実施(2023年6月26日~6月28日)した夏休みに関する調査結果を公表した。

調査では、まず今年の夏休み期間(7月16日~9月30日)にかける予算の総額についてたずねたところ、平均金額は6万146円と昨年から約1万円の増加(前年比120%)となった(図表1)。予算が増える理由(自由回答)としては「コロナが5類になり心理的制限がなくなった」「3年間旅行を我慢していたので予算を増やした」などがあった。一方で、「ガソリン代や色々な物価上昇のため(やむを得ず増やす)」といった回答も散見され、減る理由として数多くあがった「物価高で旅費を圧縮」「節約のため」とともに、予算が増える人・減る人両方の背景に昨今の物価上昇があることが浮き彫りとなった。

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(図表1) 出典:インテージ

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インテージ、夏休みに関する調査

次に、夏休みをどう過ごすかについて質問したところ(複数選択可)、最も多かったのは「自宅で過ごす(38%)」、次いで「近場に出かける(24%)」となったが、前年比ではいずれもわずかに減少に転じていた。一方、昨年から大きく増えた項目としては「海外旅行(2%)」であった。「国内旅行(宿泊あり)(19%)」、「国内旅行(日帰り)(11%)」もやや増加し、新型コロナウイルスの5類移行を受け「今年の夏はアクティブに過ごしたい」という層が一定いることが推察される(図表2)。

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(図表2) 出典:インテージ

海外旅行への抵抗感も依然ぬぐえない?

ちなみに、(図表3)は海外旅行に関する意識を全員に聞いた結果である。今回の調査と、4月(5類移行前)に実施した調査を比較すると、ほぼ変動が見られない。いずれも「不安がある」「やや不安がある」は合わせて過半数となり、「不安はない」「あまり不安はない」合計数を大きく上回った。先に示した自由回答から見て取れる費用の問題と併せて、海外旅行への抵抗感が依然ぬぐえない側面が認められる。

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(図表3) 出典:インテージ

公共交通機関の移行する流れも

続いて、国内旅行(宿泊あり)ではどのような動きがありそうか、利用予定の交通機関を確認した。「自家用車(39%)」は昨年から6.2pt減少する一方で、「新幹線(19%)」「長距離バス(4%)」などが増加した。中でも、長距離バスは2倍近い増加率を示した。パーソナルな移動手段である自家用車から、それまで避けていた公共交通機関へ移行する流れが見て取れる。また、飛行機利用に着目すると、「JAL・ANA(15%)」は1.4pt減少、その一方で「LCC(5%)」は1.5pt増となった。節約志向の高まりや、お金をかける対象を精査する生活者意識が表れた結果と言えそうである(図表4)。

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(図表4) 出典:インテージ

新型コロナが再拡大したら、夏休みの予定はどうする?

最後に、旅行を予定している人に、新型コロナウイルス再拡大が夏休み期間にあった場合、予定の中止や行き先・日程等の変更を検討するかどうかを確認した。結果、全体の4割近くの人が「中止・何らかの変更を検討」と回答した。この数字を多いと見るか少ないと見るかは難しいところであるが、ポストコロナが進む中でも新型コロナウイルスがいまだ少なくない影響を生活者にもたらしていることがうかがえる(図表5)。■

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(図表5) 出典:インテージ

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