「10代〜30代男性の3人に1人以上が『精神性発汗』に困っている!」――。2024年4月16日、制汗剤やデオドラント商品を展開するマンダム(本社:大阪府大阪市)が公表した「汗のお悩み調査」で、そのような実態が浮き彫りとなった。
本調査は15歳~39歳の男性339名を対象に、日常生活の「汗」にまつわるお悩みについて調査したもの。回答者からは「汗をかくことで周囲の視線が気になったり、物事に集中できない」との声が約6割にのぼる一方で、しっかり汗ケアすることで「清潔感のある印象を持ってもらえる」「自信が持てる」との声も約4割に達していた。
今回はマンダムの調査報告を紹介したい。
3人に1人以上が「精神性発汗」に困った経験あり!
日常生活の中で「精神性発汗」(緊張などによる汗)に困った経験があるか聞いたところ、3人に1人以上が「よくある・ある」と回答した。ちなみに、汗には大きく分けて、❶体温を調整する際に出る「温熱性発汗」と、❷ストレス(緊張や興奮)を感じた時に出る「精神性発汗」……の2種類がある。緊張するシーンも多い時こそ、急な汗に困らないように対策しておくことで安心して臨めるのかもしれない。
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精神性発汗で困ったシーンは、「自分に注目が集まる時」「初対面の人と会う時」「新しい環境や、場所に行くとき」など…
次に、日常生活で精神性発汗に困ったシーンを聞いたところ、TOP3は「自分に注目が集まる時」「初対面の人と会う時」「新しい環境や、場所に行くとき」となった。新年度が本格的にスタートし、これから関係を深めていきたい初対面の人との挨拶や、初めてのプレゼンなど、緊張したり気合が入っている時ほど汗をかいてしまうこともあるといえそうだ。
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約6割が、汗をかくことで周囲の視線が気になったり、物事に集中できない
本調査では、汗をかくことで周囲からの視線が気になって不安やストレスを感じたり、物事に集中できなかった経験が「よくある・ある」との回答が半数以上に達した。
ちなみに、回答者からは汗で困った具体的なエピソードについて、「誰も汗をかいてないのに自分だけかいているととても気まずい」(10代後半・男性)、「仕事に失敗した時、汗をかいてしまい、汗を引かせなければと思うと余計汗が吹き出てしまう」(20代前半・男性)、「会議などの発表時に緊張して汗かきすぎてスーツが汗まみれになった」(30代前半・男性)といった声が寄せられていた。
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約4割が、しっかり汗ケアすることで「清潔感のある印象を持ってもらえる」「自信が持てる」と回答!
汗対策がしっかりできていることで、行動や気持ちにどのような変化があると思うか聞いたところ、約4割が「他者から清潔感のある印象を持ってもらえる」と回答した。また、「自分に自信が持てる」「自分の体臭や汗臭さがにおってしまっているのではないか、という不安から解放される」「積極的に他者とコミュニケーションがとれる」というように、汗ケアはその人自身のパフォーマンスにも好影響を与えることができるのかもしれない。■
(La Caprese 編集部)