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エッセイ:スズキの新型「ジムニー5ドア」 Yahoo検索でトレンド入り、日本での発売望む声も

ジムニー5ドア,いつ 朝散歩で一人会議
(画像= スズキ株式会社)

まるで、久しぶりに学生時代の友人と再会したような気分である。――4代目ジムニーの新型「ジムニー5ドア」の発表を受けたときの筆者の心境は、まさにそんな感じだった。

2023年1月12日、スズキ <7269> のインド子会社マルチ・スズキ・インディアはインドのデリー近郊で開催中の『Auto Expo 2023』において、新型「ジムニー5ドア」を発表した。

新型「ジムニー5ドア」は、4代目ジムニーとして初めてインド国内で発売するモデルである。その車名が示す通り、リヤドアを設けた新規の「5ドア仕様」で、専用のリアシートや内装を採用している。今回、スズキがリリースした資料によると、インド仕様車のボディは全長3,985mm×全幅1,645mm×全高1,720mm。ホイールベースは2,590mm。搭載するエンジンは1.5リッターガソリン。トランスミッションは5MTないしは4ATとなる。

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ジムニーは、何年経っても変わらない友人のような存在!?

ちなみに、初代ジムニーは今から53年前、1970年に生産・販売をスタートした。維持費の安い軽自動車でありながら、ラダーフレームを基本骨格に、前後リーフリジットのサスペンションを装備、大径16インチタイヤを高・低速2段切り換えの副変速機で駆動させる本格仕様であった。林業のパトロールや山間地の商品運搬、土木・建設の測量などさまざまな状況下で「プロの道具」としての評価はもちろんのこと、一般ユーザーからも手軽にアウトドアを楽しめる軽の本格4輪駆動車として好評を博した。

特筆すべきは、初代ジムニーから53年も経っているのに「顔つき」がほとんど変わらないことである。時代の移り変わりとともに細かい改良はされているものの、モデルチェンジは53年間でわずか3回である。例えるなら、何十年ぶりの同窓会で学生時代と見た目がほとんど変わらない友人に再会したときのような、懐かしさと驚きがある。4代目ジムニーの新型「ジムニー5ドア」の画像を見たときも、まさにそんな感じだった。

その意味では、世界の自動車業界でもジムニーは稀有な存在といえるのかもしれない。実際、ジムニーは2008年10月に日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞で、10年以上にわたって同一の商品コンセプトで継続的に生産販売されている商品等に与えられる特別賞『2008年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞』を受賞している。

新型「ジムニー5ドア」、日本での発売時期や価格は未定

さて、4代目ジムニーは2018年7月に日本で生産・販売をスタート。2018年10月には、2018年度のグッドデザイン賞において、特に優れたデザインに与えられる『グッドデザイン・ベスト100』に選出されるとともに、スズキでは初めてとなる『グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)』も受賞した。そんな4代目ジムニーは欧州や大洋州などへも輸出され、2018年9月にはユーロNCAPの衝突安全試験で三つ星評価を獲得。さらに、2019年4月には米国のニューヨークモーターショーにおいて、日本車としては史上初めて『2019ワールドアーバンカーオブザイヤー』を受賞した。

世界的にも高い評価を得た4代目ジムニーは、インドにおいても2020年11月より輸出専用車として生産を開始、アフリカや中南米などへ輸出してきた実績がある。マルチ・スズキによると、4代目ジムニーの新型「ジムニー5ドア」は2023年度より発売を開始し、アフリカや中南米などにも輸出することが明らかにされている。しかし、残念なのは日本での発売時期や価格などについて明言されていないことだ。

日本でも1月12日にYahoo! JAPANの検索の急上昇ワードで「ジムニー5ドア」が一時トレンド入りするなど話題となっており、SNS等では発売を望むコメントもみられる。ぜひ、日本での発売も早急に実現してほしいものである。■

(La Caprese 編集長 Yukio)

連載:編集長エッセイ
朝散歩で一人会議
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