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ヒップの悩み第1位は「たるみ」。3割以上がヒップのために「筋トレ」をしている(したい)と回答――ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

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(画像= Canva、La Caprese)

理想的なヒップのかたちは「引き上がっている」。
理想的なヒップのために日常的に行っている(行いたい)のは、「筋トレ」「ストレッチ」「エクササイズ」。

――2022年11月24日、ワコール <3591> が発表した『ヒップ・ガードルに関する認識調査』でそのような状況が明らかになった。

ワコールは、女性用下着を事業の柱とする衣料品メーカー。今回の調査は全国の20~40代の女性1,000名を対象に実施したもので、女性のヒップのさまざまな悩みや、理想的なかたち、日常的に行っていることなど、ヒップに対する意識が浮き彫りとなった。また、同調査ではガードルに対する印象や着用者の実態も明らかになった。

今回はワコールの『ヒップ・ガードルに関する認識調査』をみてみよう。

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女性はどのような「ヒップの悩み」を抱えているのか?

女性は普段からどのような「ヒップの悩み」を抱えているのだろうか?

具体的なヒップの悩みの設問に対しては、約5割の人が「たるみ(48.7%)」と回答、このほか「大きい(27.9%)」「肌荒れ・ざらつき(25.2%)」「かたち(23.5%)」などの回答が寄せられた(グラフ1)。

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(グラフ1)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

次に、悩みを感じる場面について尋ねると、「入浴時など鏡でからだを見た時(56.0%)」がもっとも多く、次いで「ヒップラインの目立つファッションをする時(40.2%)」「脂肪のゆれを感じた時(32.2%)」などの回答が寄せられた(グラフ2)。多くの女性が、日常の何気ない場面でヒップの悩みを感じることがあるようだ。

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(グラフ2)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

理想的なヒップのかたちは「引き上がっている」

理想的なヒップのかたちを聞くと、「引き上がっている(55.4%)」が最多で、悩みで一番多く寄せられた「たるみ」と相反する回答に票が集まった(グラフ3)。

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(グラフ3)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

次に、ヒップのために日常的に行っていること、または今後行いたいことについての設問では、第1位が「筋トレ(32.6%)」、第2位が「ストレッチ(20.0%)」、第3位が「エクササイズ(19.0%)」となり、からだを動かす意識が高いことが判明した。このほか、「ダイエット(10.2%)」「ガードルを着用する(8.0%)」といった回答も寄せられた(グラフ4)。

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(グラフ4)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

約3人に1人が「加齢でヒップのかたちが変化する」ことを知らなかった

今回の調査では、多くの女性がヒップに悩みを抱え、ヒップのためにさまざまなことを行っている(行いたい)ことが明らかになった。しかし、「年齢とともにヒップのかたちが変わることをご存知ですか」の質問に対しては、約3人に1人が「知らない(38.2%)」という結果となった。ヒップへの関心は高いものの、加齢でヒップのかたちが変化するという事実を知らない人が意外と多いことが明らかになった(グラフ5)。

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(グラフ5)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

ガードルの印象は、「ヒップラインをキレイに見せてくれる」

続いて、先の質問で、ヒップのために行っている(行いたい)こととして挙げられた「ガードル」について調査した。

まず、現在ガードルを着用しているかについての質問に対しては、「はい」と回答したのは40代が12.9%、30代が15.6%、20代が11.1%であった。全体的な着用率は1割程度であるが、各世代で大きな差がないことが明らかになった(グラフ6)。

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(グラフ6)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

また、ガードルの着用を始めたいか、既に持っている人は継続したいかを尋ねると、「そう思う」「どちらかというとそう思う」と回答した人は40代が37.5%、30代が41.7%、20代が42.6%で、各世代で約4割の人が着用を始めたい、継続したいと考えていることが判明した(グラフ7)。

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(グラフ7)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

着用者の約7割が、ガードルは「ヒップラインをキレイに見せてくれる」と回答

ちなみに、ガードルに対するイメージについて「世代別」と「ガードルを着用している人/着用していない人」でそれぞれ比較すると、どの世代も「ヒップラインをキレイに見せてくれる」との回答がもっとも多い結果となった。現在ガードルを着用している人も約7割が同様の意見であり、ガードルの着用効果を実際に体感している人が多いことが明らかになった。

さらに、ガードル着用者では「服のシルエットをキレイに見せてくれる(39.4%)」「太ももをすっきり見せてくれる(31.8%)」などポジティブな回答が多く寄せられた。

その一方で、40代女性や現在ガードルを着用していない人からは「長時間着用すると苦しそう」という意見が見られ、しめつけ感への懸念がうかがえた。

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(グラフ8)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』
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(グラフ9)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

ガードルデビューは「20代前半」が最多

次に、ガードルを着用している人に、ガードルを使い始めた年齢や理由などを調査した。

まず、着用し始めた年齢を聞くと、「20代前半(30.3%)」がもっとも多く、次いで「20代後半(20.5%)」「30代後半(15.2%)」と続く結果になった(グラフ10)。

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(グラフ10)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

具体的に着用し始めたのはどのくらい前からなのかを尋ねると、3年未満のうちに着用し始めた人は、20代で約6割、30代では約4割であった(グラフ11)。コロナ禍でガードルを着用し始めた人も多いようだ。

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(グラフ11)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

ガードルを着用し始めた理由は各世代「ヒップのたるみが気になるから」がトップ

次に、ガードルを着用し始めた理由について調査した。

結果は、どの世代からも一番多かったのは「ヒップのたるみが気になるから」であった。しかし、二番目に多かった回答は20代では「家族や友人におすすめされたから」、30代では「服のシルエットをキレイに見せたいから」、40代では「ヒップのかたちをキレイに保ちたいから」と、各年代で違いがみられた。

1週間のうちどのくらいの頻度でガードルを着用するのかの設問に対しては、約3割の人が「毎日(28.8%)」と回答。高頻度で着用している愛用者が多いことが判明した(グラフ12)。

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(グラフ12)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある。
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

秋冬シーズンは「体型を隠せる服」を選ぶ傾向

ちなみに、秋冬の外出着で着用頻度が高い服についての設問に対しては、全体の4割以上が「体型を隠せる服(43.0%)」と回答した。春夏に比べて秋冬は重ね着がしやすいため、体型を隠しやすい時期といえそうだ(グラフ13)。

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(グラフ13)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

半面、今年の秋冬に挑戦したいボトムス・ワンピースについての設問に対しては、第1位が「タイトスカート(31.2%)」、第2位が「フレアスカート(28.7%)」、第3位が「スキニーパンツ(27.2%)」となった(グラフ14)。

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(グラフ14)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』
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(グラフ15)
出典:ワコール『ヒップ・ガードルに関する認識調査』

また、街ゆく人を見てヒップラインが気になる服装ランキングでは、第1位が「タイトスカート(67.8%)」、第2位が「スキニーパンツ(54.7%)」、第3位が「マーメイドスカート(28.3%)」という結果になった。秋冬は体型を隠せる服を着用する頻度は高いものの、今年の秋冬はヒップラインがはっきりしやすいボトムスに挑戦したいと考える人も多いことが明らかになった(グラフ15)。■

(La Caprese 編集部)

特集:アンチエイジング最前線
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