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【髪と心の相関】ヘアカラーは、ポジティブな気持ちや行動の原動力になる?――ホーユーの調査報告

女性,髪,心理
(画像= Charin / 写真AC、La Caprese)

「へアカラー後に外出意欲が高まると回答した人は72%」――。2024年3月19日、ホーユー(本社:愛知県名古屋市)が公表した調査報告『髪と心の相関』で、そのような傾向が明らかになった。本調査は、ヘアカラーによる心理的・社会的な健康や幸福度の高まりを検証するために、全国の20歳~69歳の女性1,040名を対象に実施したものである。

ちなみに、『世界幸福度報告書2023年版』の国別幸福度ランキングで日本は47位とG7(主要7カ国)で最下位となっている。同ランキングで、日本は健康寿命の評価が高い一方で、「人生の自由度」「他者への寛容さ」「社会的支援」など多くの項目でいまだ低い評価を受けているのが現状である。そこで、ホーユーはヘアカラーを通じて心の健康にも寄与したいと考え、今後の研究を見据え本調査を実施した。

今回はホーユーの調査報告を紹介したい。

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自分の外見を整えるときに、特にこだわる部位は「髪・髪型」

「髪・髪型」は自己肯定感の向上と強い相関

まず、「あなたが自分の外見を整えるときに、特にこだわる部位」について聞いたところ、ヘアカラー実施者・非実施者ともに「髪・髪型」が1位となった。また、「あなたの外見で変化すると、自己肯定感が増加する部位」でも「顔」に次いで2位のスコアであり、「髪・髪型」は女性が特に重視している身体の部位であると同時に、髪を整えることは自己肯定感の上昇にもつながっていることが改めて明らかとなった。

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(図1) 出典:ホーユー『髪と心の相関』

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ヘアカラーは、ポジティブな気持ちや行動の原動力になる

「ヘアカラーをする前と後を比べて、あなたのお気持ちに変化はありますか」 という問いに対しては、 「ある」 と 回答した人が約8割を超える結果となった。具体的な変化内容はポジティブなものが主であり、自由記述では 「気分が明るくなる」「自信がつく」「人に会いたくなる」「外出したくなる」等の意見が見られた。

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(図2) 出典:ホーユー『髪と心の相関』

さらに、ヘアカラー後の「外見への満足度」は85%、「外出意欲」は72%、「人と会うことへの意欲」は69%、「生活の満足度」は66%の人が「高まる」と回答しており、ヘアカラーは「ファッションや身だしなみの一つ」だけではなく、気持ちや行動にポジティブな変化をもたらす効果もあると捉えられている様子が明らかとなった。

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ヘアカラーをしている人はポジティブかつアクティブで、より幸福度が高い

ヘアカラー実施者・非実施者それぞれに現在の心理状態を聴取したところ、ヘアカラー実施者のスコアは「普段の気分」「健康状態への満足度」「生活の充実度」「気持ちの穏やかさ」など多くの心理的健康に関する項目で非実施者を上回る結果となった。また、「人間関係の満足度」「社交性」「外出回数」「旅行頻度」などの社会的健康に関する項目でも同様の結果となった。

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(図3) 出典:ホーユー『髪と心の相関』

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ヘアカラーで「豊かな美」を創造するために

今回の調査から、ヘアカラーは単に髪色を変えるための行為ではなく、心理的・社会的健康や幸福度を高める効果があることが示唆された。ホーユーは、世界中の人々に健康で美しい髪を提供するとともに、生活の中での新たな発見・喜び・充実感といった心からの「豊かな美」を創造し提供していけるよう、今後もヘアカラーによる心理的効果の検証に取り組む方針である。■

(La Caprese 編集部)

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